170棟以上燃える大規模火災いまだ鎮火せず 住民「開けたとたんに火柱が」「一睡もしていない」大分市

2025年11月19日 11:50更新

大分市佐賀関で170棟以上が燃えている大規模な火災は発生からおよそ18時間が経った今も鎮火に至っていません。

 

 

 

この火事は18日午後5時40分ごろ発生。

 

 

住宅など建物170棟以上に延焼し、焼けた範囲は少なくともおよそ4.9ヘクタールに及んでいます。現在、76歳の男性1人と連絡が取れなくなっているほか50代の女性が気道熱傷の疑いで病院に搬送されています。

 

 

 

 

 

県は災害救助法の適用を決めているほか災害派遣要請を受けた自衛隊が消火活動を行っています。

 

 

しかし、火は火災現場から海を挟んでおよそ1.4キロの距離にある離島にまで燃え移っているほか、周辺の山林でも延焼が続いています。

 

 

 

 

 

◆避難した住民

 

「(玄関を)開けたとたんに火柱が。えーもうすぐじゃない。どうしようと」

 

「一睡もしていない。みんなしていないと思う。椅子に座っていて」

 

 

現地に開設された避難所には午前7時時点で、110世帯170人が避難しています。発生から18時間以上が経っていますが現在も鎮火していません。

 

 

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